BULLETIS

MEMBER WORK / TANAYAN

たまき青空病院

Website Renewal / 2025

病院サイトのリニューアル案件。グループサイトと本院サイトを対象に、調査・情報設計・ワイヤーフレーム・ライティングを担当しました。

TANAYANが個人としてREACTERより受託した案件です。

たまき青空病院(本院サイト)のファーストビュー。青空を背景にした病院外観の写真に「地域とともに」の見出しが重なり、上部に外来・入院・健康診断・在宅医療のナビゲーションと、予約・相談/電話のボタンが並んでいる
Project
たまき青空病院 Webサイトリニューアル
Year
2025
Type
Corporate / Healthcare Website
Client
たまき青空病院
Participation
個人としてREACTERより受託
Role
Web Direction / Research / Information Architecture / Wireframe / Writing / Analytics
Scope
グループサイト / 本院サイト
CMS
あり

01 OVERVIEW

患者が必要な情報へ迷わず辿り着けるサイトへ

たまき青空病院のWebサイトリニューアルです。対象はグループサイトと本院サイトの2つで、TANAYANは調査から情報設計、ワイヤーフレーム、原稿まわり、公開後の分析までを担当しました。

病院サイトは、訪れる人の目的が大きく異なります。見た目を新しくすることよりも、異なる立場のユーザーが、それぞれ必要な情報へ辿り着ける構造に整理することをリニューアルの中心に置きました。

想定した主なユーザーは次のとおりです。

  • 患者
  • 家族
  • 医療従事者
  • 採用希望者

02 RESEARCH

デザインの前に、実際の利用状況を調べる

リニューアルの方向性を決める前に、公開前のGA4データと競合となる病院サイトを調査しました。実際にどう使われているのかを確認したうえで、何を優先するかを決めるためです。

確認できた主な傾向は次のとおりです。

  • スマートフォンからの閲覧が約8割を占めていた
  • 本院トップはPVが多い一方、エンゲージメント時間は短めだった
  • 外来関連ページの需要が高かった
  • 医師紹介ページがよく見られていた
  • 診療スケジュールの閲覧が多かった

HOW IT LED THE DESIGN

  1. GA4・競合調査 公開前データと他院サイトを確認
  2. 利用傾向の把握 スマホ中心/外来・医師・スケジュール需要
  3. 方針決定 目的の情報へ素早く辿り着けるサイトへ

これらから、スマートフォンユーザーを中心に、目的の情報へ素早く辿り着けるサイトにするという方向性を立て、以降の設計判断の基準にしました。

※記載しているのは調査時点で確認できた傾向です。公開後の成果指標ではありません。

03 INFORMATION ARCHITECTURE

情報を増やすのではなく、整理する

病院サイトは、掲載すべき情報がもともと多くあります。そこへさらに情報を足すのではなく、既にあるものを整理し、探しやすい構造に組み直すことを担当しました。

  • サイトマップ

    全体のページ構成を整理し、リニューアル後の構造を定義。

  • 仕様書

    各ページの要件を文書化し、制作側と認識を揃える。

  • Figmaワイヤーフレーム

    主要ページの構成と優先順位を可視化。

  • サイトリニューアル方向性

    調査結果をもとに、何を優先するかを言語化。

  • コンテンツ整理

    既存ページの要否と置き場所を見直す。

  • 既存文章のリライト/新規コピー作成

    伝わる言葉に整え、不足分は新たに執筆。

たまき青空病院グループのサイトのファーストビュー。病院と街並みを俯瞰したイラストに「地域に信頼と安らぎを」の見出しが重なり、採用・施設一覧へのボタンが置かれている
グループサイトのトップ。グループ全体の入り口となるこのサイトと、本院サイトの2つが対象でした。

重複していたページの統合を検討

グループサイトと本院サイトには、同じような内容のページが重複していました。次の理由から、これらを統合する方向で検討しました。

  • サイトをまたいで同じ情報があると、ユーザーが迷う
  • 重複したページはSEO上も不利になりやすい
  • 同じ内容を2か所で更新する運用負荷をなくす

04 USER EXPERIENCE

「病院が伝えたいこと」より「患者が知りたいこと」

設計上の優先順位は、病院側が伝えたい情報の順ではなく、患者が知りたい情報の順で決めました。特に、来院前に確認したくなる情報へすぐ到達できることを重視しています。

  • 電話・問い合わせ
  • 初診情報
  • 診療科
  • 担当医
  • 外来スケジュール
  • 面会
  • 緊急診療
  • 院内案内
  • FAQ
  • サイト内検索

モバイルファーストと、読みやすさへの配慮

閲覧の約8割がスマートフォンであることと、病院サイトは高齢のユーザーも多く利用することを踏まえ、次の点に配慮しました。

  • モバイルファースト

    スマートフォンでの表示と操作を前提に構成を決める。

  • フォントサイズ

    本文が小さくなりすぎないように配慮。

  • ボタン配置

    電話や外来情報など、使う頻度の高い導線を押しやすい位置に。

  • コントラスト

    文字と背景の見分けやすさに配慮。

  • 必要情報への到達性

    目的の情報までのクリック数を増やさない。

※読みやすさ・使いやすさへの配慮として実施した内容であり、特定のアクセシビリティ基準への準拠を検証したものではありません。

05 SEARCH / ANALYTICS

公開して終わりにしない

情報量の多い病院サイトでは、構造を整理しても「探す」行為そのものがなくなるわけではありません。サイト内検索を用意し、公開後も利用状況を見続ける前提で関わりました。

    Google Programmable Search Engine

    サイト内検索を設定し、目的のページへ検索からも辿り着けるようにしました。

    公開前のGA4分析

    リニューアル前のデータを分析し、設計判断の根拠にしました。

    公開後の定期GAレポート

    公開後も定期的にレポートを作成し、実際の利用状況を確認しています。

作って公開するところまでではなく、公開後に実際どう使われているかを見て、次の改善につなげる。この案件ではその前提で関わっています。

06 OUTPUT

担当した範囲

  • Research
  • Web Direction
  • Information Architecture
  • Sitemap
  • Specification
  • Wireframe
  • Writing
  • Search Setup
  • Analytics
  • QA / Verification

※担当は案件当時のものです。デザイン・実装の担当範囲は含みません。

07 CREDIT

制作体制

Direction
TANAYAN
Participation
個人としてREACTERより受託
Client
たまき青空病院

NOTE

本案件はBULLETISの制作実績ではありません。TANAYANが個人としてREACTERより受託した案件です。クライアントはたまき青空病院ですが、病院から直接受託したものではありません。