EXPERIMENT FIELD NOTE
「何を撮るチームになるのか」を考えながら、松島を歩いた2日間
私たちは以前から、東北を軸にした写真・映像制作をやりたいと話していました。
ただ「やりたい」と言い続けても形にならないので、実際に松島へ行って撮ってみることにしました。2026年5月の2日間の記録です。
活動日: 2026年5月13日 / 2026年5月20日
東北で、何を撮るチームになるのか
BULLETISでは以前から、こんなことを話していました。
- 東北を軸にした写真・映像制作をしたい
- 東北で観光映像を作るクリエイターとして活動できないか
- 東北に暮らす人間だから撮れるものがあるのではないか
- 観光・地域おこし領域の映像・写真制作につなげたい
以前には「Beautiful Miyagi」という企画も考えていました。 宮城県各地を小さく撮影していき、最終的に宮城全体を見せる観光PR動画へつなげる、という構想です。
ただ、Instagramに1投稿しただけで止まってしまいました。。。
その後もあらためて「じゃあ実際、どんな映像を作るのか」を考え直していた、というのがこの2日間の前提です。
参考にしたのは「いざいざ奈良」
きっかけのひとつが、JR東海の観光プロモーション「いざいざ奈良」でした。
※「いざいざ奈良」とは:世界遺産検定1級を所持する俳優の「鈴木亮平」さんを起用した、JR東海が2022年5月から展開している大人のための奈良観光キャンペーンです。
※「いざいざ奈良」公式サイトはこちら → nara.jr-central.co.jp(外部サイト・新しいタブで開きます)
土地を魅力的に見せる映像表現もしかり、WEBサイト上での表現やコピーなどに刺激を受けて、
これの宮城版のようなものを、自主制作でできないだろうか。
と考えました。
もちろん既存のプロモーションをそのままコピーしたいわけではありません。あくまで「私たちが観光映像を作るとしたら」を考えるための、参考であり実験です。
5月13日:まず、歩いて撮ってみる
TANAYANとNaofumiの2人で松島へ。
- TANAYAN:写真
- Naofumi:動画
いつもの分担のまま、松島の主要スポットを広く歩いて撮影しました。
事前の構成メモには、こんな場所を並べていました。
- 松島駅から出てくる
- 海を眺める広いカット
- 透かし橋
- 五大堂
- 円通院前付近の裏道
- 円通院
- 福浦橋
- かまぼこ体験
- 福浦島
- 冷やし飴
- 瑞巌寺へ続く道
移動が約1時間、撮影が約6時間。1日かけて、とにかく歩きました。
やってみて分かったこと
歩きながら分かってきたのは、「いざいざ奈良」のようなものを自主制作として続けるには、人も時間も企画も撮影も、かなりの労力が必要だということでした。
私たちが現実的にできるのは、月1回くらい撮影に行って、継続的に発信していく、というくらいのペースです。大規模なプロモーションをそのまま参考にすると、そこがどうしても噛み合わない。
そこで、
もっとミニマムにできないか。
という方向へ考え直すことにしました。
5月20日:松島離宮のタリーズで4時間話した
1週間後、もう一度松島へ。
この日は松島離宮のタリーズなどで約4時間、これからのBULLETISと映像について話し合いました。そのあと約1時間だけ、松島を歩いて撮影しています。
話し合いを通して、方向性はこんなふうに整理されていきました。
- メジャーな観光地も含めて、まず撮影の経験を増やす
- 宮城・山形・福島など、東北各地の候補地をリストアップする
- 月山、蔵王、七ヶ宿、白石、材木岩などを検討する
- 熊のリスクなどが高い場所へは、無理に行かない
- AIだけで候補を作らず、自分たちでも場所を調べる
- Vlog的な見せ方にも可能性がある
- プロモーション、PR、ブランディングについて、実践しながら理解を深める
結論:「いざいざ松島」は作らなかった
結局、「いざいざ松島」的な企画そのものは進めませんでした。
企画としては形になっていません。ただ、
一度考えて、実際に撮ってみて、合わなければ変える。
という2日間の経験は、その後の撮影活動にそのままつながっています。
この後、私たちは
- 月1回程度は外へ撮影に行く
- 東北の撮影候補をストックしておく
- 知らない場所へ行ってみる
という動き方に落ち着きました。翌月の美里町・小僧不動の滝での撮影も、その流れの中にあります。